【RFS】菱豊フリーズシステムズ ユーザビリティを改良した最新プロトン凍結機「PF-15C」、中部電力との共同開発ハイグレード凍結機「プロトンNEO」、ハイグレード解凍機「Sassa」をモデルチェンジし販売開始
プロトン凍結機、プロトン解凍機の新機種が食品業界で活用されることで、作業時間の短縮と効率化が実現し、食品業界における生産性と品質の向上が期待
2024年10月に設立25周年を迎える、食の有効活用と美味・安全な食品作りに取り組んでいるプロトングループ(https://www.proton-group.net/)の中核企業である、株式会社菱豊フリーズシステムズ(本社:奈良県奈良市 代表:二宮一就 以下RFS)(https://rfs.proton-group.net/)は、 2024年3月から順次、食品業界の生産性と効率性の向上を目指すための凍結機「PF-15C」を発売します。この製品は、プロトン凍結機の最大の特徴でもある「均等磁束」「電磁波」「冷風」の特許技術を使い、食品を素早くかつ美味しく凍結する性能を継承しつつ、操作性、保守(メンテナンス)性、視認性の3つの要素を強化することで、お客様の使いやすさを最優先に開発しました。
そして以前より中部電力株式会社(本社:愛知県名古屋市 代表:林欣吾 以下中部電力 )と共同開発し販売していた「プロトンNEO(ネオ)」も一新し最新のプロトン凍結機「PF-15C」のハイグレードモデルとして「プロトンNEO」を発売します。また、プロトン解凍機「BF-60」のハイグレードモデルとしてHACCP対応機種「Sassa(サッサ)」も合わせて自社標準ラインナップとして共に取り扱います。
新機種が食品業界で活用されることで、作業時間の短縮と効率化が実現し、食品業界における生産性と品質の向上が期待されます。プロトングループおよびRFSは、今後もプロトン凍結機や解凍機等の機械製造を通して、冷凍食品の分野で革新的な取り組みを行い、社会に貢献していきます。
- プロトン凍結機「PF-15C型」開発の背景
プロトン凍結機は、水産や食肉業界、仕出し、外食、ホテル、スーパーマーケットからスイーツ関係店まで、その高品質な性能で幅広い分野で導入が進んでいます。電磁波、磁力、冷風を駆使した最先端の特許技術により、さまざまな食品を美味しく凍結し、食へのこだわりを持つ皆様の期待に応えるべく商品開発をしてきたことで業界からプロトン凍結機が選ばれてきました。そんな中、冷凍食品の需要が急増している現状において、お客様の生産性、効率性、安全性の向上が今まで以上に求められていることをふまえ、プロトン凍結機PF-15C型を開発しました。RFSは、以前より医療系凍結機の技術開発のノウハウも持ち合せており、その最先端の技術を利用し最上位クラスの凍結機を開発し販売開始します。
- プロトン凍結機「PF-15C型」特徴
1・オペレーションハッチの右・左開閉を選択可能:
プロトン凍結機PF-15型は、これまで右開きのみでしたが、限られたスペースへの設置や動線の変更が難しい厨房での作業を考慮し、要望の大きかった扉の開閉方向の選択が可能となりました(ご注文時左右選択)。
2・背部フィルターの改良:
従来品と比較して簡単操作でフィルターの取付け取外しが可能となり、清掃しやすい形状となりました。また、部品の強度も向上しており、頻繁に洗浄を行っても劣化は最小限です。ランニングコストの低減に役立ちます。
3・ヘッドカバープレートの改良:
従来型では、機器内部ブレーカーにアクセスするためにプラスドライバーを使用してネジ2本を外す必要がありました。新型機ではヒンジを使用しワンタッチで開閉可能となりました。ブレーカーが落ちるなどの非常時の際に復旧に要する時間が短縮します。
4・タッチパネル(操作ボタン)の改善:
従来型では、「ひねる」スイッチと「押す」スイッチが混同しておりました。新型機では、タッチパネルを含め「押す」スイッチに統一し、操作性の改善を図りました。また、余計な突起物をなくし、作業時のひっかかりを気にせず業務にあたることが可能です。
5・LEDライトの採用:
機器の状態に応じて3つのLEDライトが適宜点灯することで、プロトン凍結機の機能が稼働しているかの視認性が向上。周辺の作業員にも機械の作業状態が把握でき現場の作業性・安全性に繋げます。
6・断熱パネルの変更:
断熱パネルの変更により予冷時間が短縮されました。
- プロトン凍結機「PF-15C型」商品説明
PF-15C型は、電磁波・磁力・冷風を駆使した特許技術により、様々な食品を素早く美味しく凍結。600×400mmのトレイを5枚収納可能(オプションにより増加可能)で、1時間に約15kgの凍結能力を備えています。設置に際して室外機が不要で、設置環境さえ整えばすぐに高性能を体感できます。
プロトン凍結機は、高い凍結品質により食品ロスを減少させ、計画生産による人件費削減、人手不足の解消などの労務改善労働時間の短縮、さらには商圏拡大に貢献します。
<事業別活用例>
水産業界:魚介類の鮮度を保ったまま賞味期限の延長を図り、食品廃棄ロスを減らす
食肉業界:通信販売による売上拡大。希少部位の有効活用。廃棄ロスの削減
仕出サービス:おせち料理などの冷凍化により仕入れコストまた廃棄ロスの削減。年末の過重労働削減
ホテル:計画生産で大量オーダー時の負担軽減。ルームサービスの対応時間拡大
スーパーマーケット:冷凍商品の拡充による売上拡大。冷凍化による食品廃棄ロス低減
- プロトン凍結機「プロトンNEO」商品説明
プロトン凍結機「プロトンNEO」は、RFSの最新機種プロトン凍結機PF-15Cをベースとしたハイグレードモデルの急速凍結機で中部電力と共同開発しました。「プロトンNEO」の大きな特徴は、RFS独自の特許技術である「均等磁束」や「電磁波」、さらに「冷風力」も強化されています。これにより、より高品質で速い急速冷凍が可能となり、食品の凍結時間を短縮できるようになった次世代の凍結機です。
- プロトン解凍機「Sassa」商品説明
プロトン解凍機BF-60型のハイグレードモデルHACCP対応機種「Sassa(サッサ)」は、冷凍保管~解凍~冷蔵保管の機能の搭載により、休日前~休日後の作業の効率化や、特許技術である凝縮潜熱を活用したプロトン解凍機に、HACCPを意識した紫外線による殺菌や解凍時温度の履歴記録、プログラムによる品温管理機能など搭載しました。カートインタイプ(親子台車)による作業性の効率化アップや洗浄しやすい構造として衛生面にも配慮。解凍後の品質にムラが無くドリップ減少に伴う品質の向上(復元化)に成功しました。
- 菱豊フリーズシステムズとは
プロトングループの中核企業で、業務用凍結機および業務用解凍機を主軸に開発・製造・販売・保守を行う、食品機械メーカーです。食の有効活用と美味・安全な食品作りを行う事業者の皆様の「モノづくり」に、特許取得技術である「プロトン凍結(高機能冷凍)技術」「プロトン解凍(高機能解凍)技術」といった独自サービスをもとに寄り添い、より循環的な食品産業の発展を提供します。また、食の有効活用と美味・安全な食品作りに取り組んでいます。
- プロトン凍結機とは
菱豊フリーズシステムズが特許を取得した、均等磁束・電磁波・冷風をハイブリッドした高鮮度維持冷凍技術により、食品の細胞の破壊を防ぐ、次世代の業務用急速凍結機のこと。
- プロトングループとは
食の有効活用と美味・安全な食品作りに取り組んでいる、プロトン凍結機やプロトン解凍機の製造販売を行う株式会社菱豊フリーズシステムズを中心とした企業グループです。グループ会社およびパートナー企業とともに、豊かな食生活を実現すると共に、優れた日本の食材・食品・モノづくりを世界に届けるインフラを構築します。